趣味で造形を始めた方は初めにつまずく事は原型を完成させることだと思います。
「いつまでたっても完成させられないです。どうしたらいいですか?」
と聞かれたらどう答えるかを自分で考えてみました。
トップ画像は小松崎茂氏作画のイルカがせめてきたぞっの制作途中の写真です。 こちらは2月のワンダーフェスティバルで販売予定です。 私も完成させられずもがいている最中なので今回の内容は自分にも常に言って聞かせたい内容になりました。
Contents
完成!と言い切ってしまう事です。
乱暴な言い方をすると諦めるということです。
でもこれは正直な話です。
驚く方もいらっしゃるかも知れませんが、本当に上手い人もみんな最後は諦めているという事です。特別に妥協できない作品以外は普通諦めているのです。制作物には納期や制約が有ります。
クオリティを上げるには
そんな事は聞きたくないよ。と言われると思うので補足します。
おそらく皆さんは自分の現状以上の成果を望むから「完成!」の一言が発せられないのだと思います。私もその一人です。
現状以上の成果を望むなら、自分の作品を見た時に人はどこを見るかを考えることです。人が作品を見る順番を並べました。
1 シルエット(難易度高め)
ここがまず一番大事。
観察眼を鍛えることが必要。
2 原型の先端(難易度普通)
人は物を見た時に物の先端、人ですと手足頭、髪の先に注目します。先端をよく観察して作ると原型のクオリティを底上げしてくれます。
3 情報の密度が高い部分(難易度低め)
人は情報が集中している部分に目が行く性質なので、例えば無地のシャツとパンツを着た男性の場合はベルトやバックルをしっかり作るとうまく見える。
この3つのポイントがどれも大切です。
どんな上手い人も1のシルエットではいつも考えるだろうし。
ここが一番重要と言っても良いと思います。
シルエットが決まれば2も3もおまけみたいなものです。
初めに形を捉える時に精度を上げる事が出来ると、あとの2と3の作り込みは特に引っかかる事無くスムーズに進みます。
いつまでも完成しない場合は1番のシルエットがうまく捉えられていないことが原因ですが、それは案外自分では気がつけない事があるのです。
なぜかしっくり来ないなと言うときはシルエットが捉えられていない事をまず疑うことです。
あとはこのモチーフを誰よりも一番かっこよく作るぞ!という気合と気迫です。
寧ろこれが一番大事です。
最後にひっくり返してしまいました。
2月に浅草で開催するガレージキットを3日で作る初心者向け教室では今回ご紹介したシルエットの見方や完成させる方法を生徒さんお一人ずつのモチーフに合わせてご指導いたします。
教室では作る楽しさを感じてもらって、次は何を作ろうかと考えて自走して頂くためのきっかけにしたいと思っています。
ご予約を頂きありがとうございます!教室の定員まであと数名となりました。
参加ご希望の方はお早めのご予約をおすすめ致します。
ご予約後にキャンセルされる場合はキャンセルポリシーに基づいてご返金致します。詳しくは参加お申し込みフォームの規約欄を御覧くださいませ。