こちらの画像は上段が2019年の夏に完成できず挫折した石原豪人の河童です。
今年再挑戦して秋に完成させました。時間はかかりましたが完成させて本当に良かったです。
なにか作品を作る時、絵でも何でも良いのですが完成させる事が大事だと思っています。
作り始めるのは簡単ですが完成させるのは案外難しいです。
作り始めから完成までの過程を並べてみました。
ゴールをイメージする
↓
ゴールに向かって作業
↓
ダメなら対策を考える
↓ ↑ ⚠ここで停滞しやすい
実行
↓
完成
↓
反省 ☆良いこと
ゴールをイメージする
何をモチーフにしてどんな形にするか考える工程です。
ラフスケッチを描く場合もありますし、頭の中で考えて粘土を触り始める事もあります。
特に決まったやり方は無いですが、イメージは映画のインセプションです。
頭の中でイメージを精細に作ります。
ゴールに向かって作業
作ったイメージに合わせて素材を用意して形にします。
特に決まった方法はないのでやってみる精神で粘土をこねくり回します。
ダメなら対策を考える
準備した材料を上手く扱えない場合は材料を変えたり、形が気に入らない場合は何が問題なのか洗い出します。手を動かしているうちに素材の扱いに慣れることもありますし焦ることはないですが、より適した材料があるか考えたりするのは大事です。
実行
形を直したり素材を変えたり、出来る事を試します。
これでも気に入らなければ一つ上に戻ります。
おそらくここが一番停滞しやすい部分です。
煮詰まりきった場合は良き所で諦める事も大事です。
更に手直ししたい場合は気が済むまで手を加えます。
どちらにせよ完成させることで新たな学びが得られます。中途半端に完成させないよりクオリティーが低くても数をこなす事で得られる事は大きいです。
完成\(^o^)/
ここで一段落
反省
完成させないと反省は生まれません。
ここをもっとこうしたら良かったとか、次はこうしようという心残りが見つかったり。
逆によく出来たな。この表現が前よりも上達したな。と自分を評価出来ます。
私はこれが完成させることの価値だと思います。
火の鳥の鳳凰編で我王が茜丸に勝ったのは作品をより多く作ったからだと思っています。
始めは上手くなくても数をこなすことで上手くなります。
完成できたら飾れますし一つの成功体験として楽しいのでクオリティは気にせず完成させる事がおすすめです。
これらの考えはガレージキットを3日で作る初心者向け教室を企画した理由でもあります。
完成させて初めて生まれる喜びがあります。
初心者の方にこそ最短で原型の完成〜複製までを体験していただきたいと思うのです。
教室では作る楽しさを感じてもらって、次は何を作ろうかと考えて自走して頂くためのきっかけにしたいと思っています。
ご予約を頂きありがとうございます!教室の定員まであと数名となりました。
参加ご希望の方はお早めのご予約をおすすめ致します。
ご予約後にキャンセルされる場合はキャンセルポリシーに基づいてご返金致します。詳しくは参加お申し込みフォームの規約欄を御覧くださいませ。
石原豪人シリーズの河童は2022年の2月6日にワンダーフェスティバルで完成品とキットともに販売予定です。