イルカの新しいシリコン型にレジンを流してみた

前回の記事の続きです。新しい配置で作ってみました。

こんな感じです。それぞれのパーツで拡大するとこんなふうになっています。
気泡が逃げ道に溜まってうまく機能しています。銃に関してはうまくいきました。

ボンベについては配置が悪かったせいで気泡が細かく残っています。WFで販売したのはこのくらい気泡が入っているものでしたが、次の複製はもっと気泡が入らないようにしたいです。
次はこうしようという改善点が見えました。

イルカの頭についてはボンベと同じくイルカの姿勢を背面に傾けていることで胸鰭に細かい気泡が残っています。イルカを顔の方に傾けて配置すれば防げたと思います。

足のパーツはうまくいきました。

感想

上にまとめた写真は4回くらいレジンを流して型の湯口を調整したものです。一回目の複製では大きい気泡が出来たりしました。

小さい銃の方は問題なく複製できたのですが、大きいパーツには体積にあわせて大きい空気の逃げ道が必要なのか?と思い空気の逃げ道を大きくすることでこの問題は解消されました。

今回は120秒硬化のレジンを使ったのですが180秒硬化のレジンを使えば真空にする時間を増やせて細かい気泡も減らせるかもしれません。レジンは注文しているので試してみようよと思います。

色々と改善点が見つかりました。
いつもと違う方法で型を作ると勝手が違うのでうまく行かないことも多いですが学びも大きかったです。この方法は細かいパーツに気泡を入れにくくするのに向いている気がします。

ではでは。また進捗をご報告します。

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