ガレージキットを作る【題材の選び方】

写真は私が葛飾北斎の百物語を立体化した光る百物語シリーズです。元の絵が素晴らしいので立体化してみたくて作りました。こうして作っている題材(モチーフ)のアイデアを出す方法を今回はご紹介します。

フィギュアを作ってみたいけど何を作れば良いのか分からない。そう聞かれた時にこんなのはどうですか?という形で幾つか列挙してみました。

この中に「作りたい。」と思う物が見つかるかも知れません。

好きな物を作る

好きな物は見ているだけで元気になるので、好きな物が1つあると突き詰めて作れます。
好きな物に対しては思い入れが人よりも強いので、その分よく観察して熱量のある作品ができやすいと思います。
熱い思いを作品に込めましょう。

キャラクターを作る

漫画でもアニメでも映画でも、好きな人でも誰でも良いので好きな人を作ります。好きな人でも良いです。

食べ物を作る

アボカドが好きならアボカド、トーストが好きならトースト。納豆でも何でも良いです。特別好きなもので無くても、毎朝食べている物でも良いです。
普段食べている物を作ると案外よく見ていなかったと気付いたりするので面白いです。

建物を作る

建物も作ると楽しいと思います。きっちり作りたいならCADソフトで作るのも良いし、粘土を使ってフリーハンドで作っても面白いです。出来たらかなり見応えの有るものが出来上がりそうです。
協会や、合掌造りの家、世界遺産シリーズ、建築作家縛りなんか楽しそうです。

生き物を作る

猫やウサギ、ダチョウとか、何でも思い付いたものを作ります。好きな動物なら普段から観察しているので、イメージがつかみやすいです。

風景を作る

山や湖、砂漠とか作ったら楽しそうです。
合わせて小さい動物や工場とか家を作ると小さな世界が作れます。

作品から作る

映画や平面作品を立体にしたらどうなるかを考えて作ってみます。小説でも面白そうです。二次創作ですね。※もし販売する場合は著作権所有者に許可を貰ってから販売しましょう。

嫌いな物を作る

好きな物の反対に嫌いな物を作るのも良いと思います。嫌いな物にも嫌いな理由が有りますが、嫌いと思える位にはその物に関心があるので作りやすいと思います。作っている間心理的に多少ストレスが掛かるとは思います。

興味の無い物を作る

作ってる間に観察していくと、興味の無い物でも面白いな。と思える所があったります。そういう部分を見付けつつ作ると楽しいです。好きな物や嫌いな物より思い入れが少ないので少し難いかも知れません。

好きな人の好きな物を作る

好きな俳優さんが居たとして、その俳優さんが好きな動物を作るのも良いと思います。

まとめ

好き嫌いを問わず思い入れがある題材の方が作りやすいのかなと思います。特にこれを作るのはダメ。と言った制約は無いので何だって作ると楽しいです。大事なのは作りたいと思う気持ちです。技術は後で付いてくるので何でも作ってみる事をおすすめします。

「私はこんな方法で題材を決めています。」など御座いましたら教えていただけると嬉しいです。
また、ブログの記事で書いて欲しい事など有りましたらご意見頂けると助かります。

日本一早く“3日間”で原型からガレージキットを作る初心者向け教室では、オリジナルのガレージキットを一から作ることが出来ます。2月に浅草、3月に大阪で開催します。ご参加を心よりお待ちしております。