ワンフェス2022年冬 参加報告

多くの方が来て下さりました。
中には手書きの文字で「この状況下で開催してくれてありがとうございます!」と書いたスケッチブックを見せてくれた方もいました。
例年の人手を考えると、とても参加者が少なくて閑散とした印象でした。でも2年のブランクが有るだけに静かながらも皆さん気持ちが高ぶっているように感じました。皆さん感染対策をされていたし、必要最低限の会話をして購入してくれる方ばかりでした。

私がワンフェスにディーラーとして参加したのは2018年の夏からです。今までワンフェスにディーラーとして参加したのは多くの人に見て貰えると嬉しいという単純な思いと作品を売りたかったからでした。
今までイベントが開催されることの意味や意義というものを改めて考えたことは有りませんでしたが、2年ぶりに会場でのワンフェスを体感して私にとっても造形を愛する方にとっても代わりの無い存在なのだと実感しました。

鑑賞者として参加する場合ワンフェスの良いところはその場でしか見ることの出来ない作品を間近で沢山鑑賞し、購入出来ることだと思います。立体作品は角度を変えて見ることで景色が変わるのが醍醐味ですから実際に見られるというのは代わりの無い体験です。

ディーラーとして作品を展示する場合、制作者にとってワンフェスは数少ない表舞台です。と言うのも、作品を作る作業は地味で人に見られることの無い孤独な作業です。コツコツと作業を重ねる結果が作品になります。作業は孤独ですが、私の作品を作る目的は「作品を見る人に楽しんでもらう。」ことです。この作業のゴールは作品を作ること自体では無く人に見て貰って始めて達成します。

私にとっての目的「作品を見る人に楽しんでもらう。」の結果を教えてくれるのがワンフェスだったのだと再確認しました。

中にはプラモデルは作ったことあるけど、ガレージキットは始めてです。という方がイルカがせめてきたぞっを買ってくれて、こんな嬉しいことは無いなと思いました。プラモデルからガレージキットを買うハードルは高いと思うのでとても嬉しかったです。

普段会うことの出来ない遠方の方々と会えたのも楽しいし。とにかく最高でした。

会場で購入して下さった方や見に来て下さった方、SNSで応援してくださった方、そしてワンフェスの開催に関わる全ての方々に感謝申し上げます。またワンフェス会場でお会いできるのを楽しみにしています。

小松崎茂氏のガレージキットイルカがせめてきたぞっ画像のリンクから通販予約受付中

小松崎茂氏のガレージキットイルカがせめてきたぞっの制作には小松崎茂氏のご遺族をはじめ多くの方々にご協力頂きました。この場を借りて感謝申し上げます。

ガレージキット イルカがせめてきたぞっがYahoo!ニュースに掲載されました。https://news.yahoo.co.jp/articles/475ce4b8abd6265f1a815d43f3e1812b181be8d8
ワンフェス会場到着!これから設営
展示の様子
有難いことにワンフェスでは完売しました。只今通販予約受付中です。
ジェイソンも見に来てくれました。
手の目だ!着けてきて下さって感激しました。
も子ちゃんも来てくれて応援してくれました。

ありがとうございます!