アナログ原型師が使う5種類のパテの特徴

自分が普段使っているパテの特徴について書きます。

パテ
アトリエのパテが集合!

パテの種類は5つです。

・タミヤのエポキシパテ
・セメダインのエポキシパテ木部用
・パテ革命モリモリ
・タミヤのラッカーパテ
・セメダインの壁パテ

今回は簡単に説明します。

5種類とも用途が同じでも特徴が微妙に違うので私にとっては全部必要な造形ツールです。
順番にざっくり説明します。

タミヤのエポキシパテ

用途:軸・表面処理
テクスチャ:密度の高く柔らかい粘土〜硬い粘土(ハイチュウみたい)
硬化後の硬さ:普通
硬化時間:20分〜6時間
削りやすさ:普通
強度:粘りがあって良い
臭い:無臭
食い付き:良い

タミヤのエポキシパテ

セメダインのエポキシパテ木部用

用途:軸・表面処理
テクスチャ:軽めの粘土
硬化後の硬さ:硬い
硬化時間:20分〜1時間くらい?
削りやすさ:良い
強度:良い
臭い:刺激臭
食い付き:良い

セメダインのエポキシパテ木部用

パテ革命モリモリ

用途:表面処理・接合部など
テクスチャ:ペースト状〜焼く前のパン生地
硬化後の硬さ:やや硬め〜カチカチ
硬化時間:5分〜1時間くらい
削りやすさ:良い〜硬くてとても無理
強度:普通〜良い臭い:刺激臭強め
食い付き:良い

パテ革命モリモリ

タミヤのラッカーパテ

用途:表面処理・磨き
テクスチャ:滑らかな泥に近い
硬化後の硬さ:普通
硬化時間:10分〜20分
削りやすさ:削ると言うよりやする場合良い
強度:普通
臭い:シンナー臭
食い付き:良い

タミヤのラッカーパテ

セメダインの壁パテ

用途:表面処理・磨き
テクスチャ:滑らかな紙粘土〜滑らかな泥硬化後の
硬さ:やや柔らかい硬化時間:3分〜10分
削りやすさ:削ると言うよりやする場合良い
強度:弱め
臭い:無臭
食い付き:やや弱い

セメダインの壁パテ

メモのようにざっくり羅列しました。

フィギュアや造形の初心者の方は全部買って、その中から使いやすい素材を選ぶと良いと思います。
人によって使いやすいツールは違うので一概にこれが良いとは言えないからです。
今回紹介しなかった素材にもスカルピーや油粘土、石粉粘土、デジタルモデリングなどもあります。

なんでも試してみると良いです^^

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