こちらのパテ革命モリモリを最短で固める方法をご紹介します。
時間を短縮出来て、強度も増す方法なので知っておくと作業の効率が上がります。
40秒のざっくり解説動画
取り出す
私はパテを1kg買って瓶に詰め替えています。
スパチュラで適量取り出します。
混ぜるときは型取り用のシリコンを台にすると良いです。
シリコンが無い時はメモ帳の紙を使います。
混ぜる
一段目の写真でスパチュラで指し示しているのが硬化剤です。
適量すくい取って二段目の写真の色になるくらい混ぜます。
裏技その1
ここで裏技その1!ウェーブの瞬間接着剤です。
数滴垂らしてスパチュラで手早く混ぜます。
接着剤の量は使う用途によって変わります。多く入れるとよりシャバシャバに、固くなります。少なすぎると硬化が遅くなり、硬化したあと柔らかめになります。
盛る
今は小松崎茂氏作画のイルカがせめてきたぞっを作っているのでイルカの凹みが気になる部分に盛っていきます。
こんな感じに盛りました。
裏技その2
造形用のオーブンで温度を120度にして焼きます。
この時下に型取り用のシリコンを敷いて、上にはアルミホイルをかぶせます。
この時アルミホイルをオーブンの天井にある熱くなる部分に当たらないように注意します。
下に敷くシリコンは耐熱かどうか確認して使って下さい。
私は下にシリコンを敷いていますが、アルミホイルを重ねたクッションでも代用出来るかもしれません。
オーブンを買う場合は温度調節が出来るタイプを選んで下さい。
サイズは作るもののサイズに応じて選びます。
硬化しました
5分経過して持てるくらいの温度になれば、ヤスリをかけることが出来る程の硬度になりました。
補足
この方法は便利でよく使っています。ただし販売元が推奨している方法では無いので自己責任で試してみてください。あくまで裏技です。
注意する点として、接着剤を入れると固くなるので入れすぎると早く固まりますが、デザインナイフなどで削る場合削りにくくなります。
形を大きく修正する可能性のあるパーツにはあまりお勧めする方法ではありません。
その場合は説明書通りにパテを使う方がナイフでも削りやすいです。
逆に、薄いパーツで強度が欲しい場合はこのテクニックが役立つ場面です。ぜひ試してみて下さい。
もりもりパテを1年で1kg使うかもと言う方は1kgの缶を買う事をおすすめします。
今日見たらヨドバシで3,000円台で売っていました。
追記 プラモデルに使用する場合
今回の裏技はプラモデルなどのプラスティックの素材には向いていません。
こちらの記事を公開してから、小田 雅弘さんからプラスティックにはカーリペア用のパテが使いやすいと教えて頂きました。モリモリパテよりも常温での硬化が早いとのことです。早速試してみようと、パテを注文しました。使用感は後日記事を書こうと思います。
また、この記事をご覧になった方で、おすすめのパテがあるなどの情報がございましたら。
教えて頂けると嬉しいです。
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