今日はイルカの服のしわを調整しています。
私がイラストを立体化する時いつも目指している事は、その物がそこにあるリアリティを出すということです。
その為に私の場合、イラストを全くそのまま立体化するよりも足した方がリアルに見えると思うような要素は敢えて足したりします。
しわもその要素の一つです。
原画と自分で撮った布のしわを見比べながら進めています。
目指す布の感じに近付いてきました。
休憩に本をめくりました。
なぜか素晴らしい芸術を見ると心臓がパクパク鳴って長く見られない事があります。
そんな状態になりながら何度かめくりました。
成田享氏の作品は有機的な生物と無機物のような機械的な削ぎ落とされたデザインが融合していて、その洗練された色彩も全て素晴らしいです。
良いものを見ると自分も良いものを作りたいと言う気になります。
「世界のモンスター」こちらもお話が盛り沢山で良い息抜きになりました。
幼少期から怪獣と恐竜と虫が好きで、今もそれは変わりません。ちょっと怖いから好きなのかも知れません。
この本は活動の参考にとファンの方から頂きました。
造形の活動を始めた頃はこんなにも心あるファンの方々に支えて頂ける日が来るとは思っていませんでした。
本を読みながら応援してくださる方が居る有り難さを感じます。皆様ありがとうございます。
今後も胡座をかく事無く作る事を続けようと思う日でした。