レジンキャストを安全に扱う方法

ガレージキットを作るときは色んな材料を使います。
エポキシパテやポリパテ、シリコン、レジンキャストなど

それぞれに扱うときの装備が整っていると問題ないのですが、
大丈夫だろうと適当に扱っていると後で体調不良になったりするので注意が必要です。

不十分な装備での失敗体験

2018年の夏に私は防毒マスクを付けずに下の写真の相馬の古内裏を複製していました。

相馬の古内裏
2018年夏のワンフェスでディーラーツバメから出品した歌川国芳の相馬の古内裏
相馬の古内裏
キット、完成品ともに画像のリンク先より販売中です。

結構な数を複製していて、レジンキャストを6リットルくらい使ったと思います。
作業の当日は普通に過ごしていましたが、翌日から蕁麻疹が腕に出来て瞼にもイボが出来てしまいました。
全身がだるくて風邪っぽい症状になりました。

体質に合わない場合はこのような症状になることがあります。
換気をしていましたが、扱う量が多い事もあって起こってしまった事です。

一週間経てば体調は戻りましたが、この時安全に扱う方法を知っていたら体調を崩す事は有りませんでした。

その後は有機溶剤用の防毒マスクを付けると良いと知り、装備して扱うようになりました。
それからは複製の作業によって体調を崩した事は有りません。

安全に作業するための5つの準備

・換気を十分にすること。

・有機溶剤用の防毒マスクを使用すること。
私はこちらを使っています。

・ゴーグルを使用すること。
液をかき混ぜる時の飛び散りや、揮発する際の蒸気を防ぎます。

・ビニール手袋かゴム手袋を使用すること。
液に素手で触れないようにします。

・長袖を着る事。
私は大量にレジンを扱う場合は夏でも長袖を着ます。
固形に変わる間のレジンキャストの蒸気に直接触れないためです。
私の場合、素肌に蒸気を受けるとそこだけ蕁麻疹が出たり、皮膚がカサカサになったりします。

準備すれば怖くない

ここまで読むとレジンキャストって怖いな。
と思われるかもしれません。確かにその通り危険です。
ちゃんと準備していれば怖いことはないので、敢えてこういった体験を書きました。

これからも造形に役立つ情報をお伝えしていきます。



2022年2月11日〜13日の3日間浅草で造形教室を開きます。
ここでは安全にガレージキットを作る方法をお伝えします。
私が初心者の時に知りたかった情報を皆様にお伝えして楽しいもの作りの時間にしたいと考えています。
あと若干名の参加枠が空いています。
参加ご希望の方はお早めの申し込みをおすすめいたします。

レジンキャストを扱う様子

レジンキャストって何?という方はこちらの動画の4:30から見て頂くとイメージがつかめると思います。