自分の部屋を作りたい

初めて自分の部屋を持たせてもらったのは確か小学6年生だと思う。
両親が当時住んでいた2階建てを建て直して3階に自分の部屋を作ってもらい、部屋の壁紙を選ばせてもらった。

壁はよくある落ち着いた白の壁紙で、天井は夜になると光る蓄光タイプの星空の壁紙にした。
母親からは「飽きるから普通のにしたら?」と言われたけれどこれ以外の選択肢はない!そんな気持ちで星空の天井に決めた。

その後は自分の部屋をどうレイアウトするか考える毎日だった。
図書館にしたくて本を集めた時期もあったし、ハリポッターにハマっていた頃はそれっぽいランプとか羽ペンとかを集めて自分の好きなものを集めた。ほしい棚が無い時は木の板を買って棚を作った。好きなものに囲まれて過ごす時間は楽しくて、集めた写真集や虫の標本を眺めるのは大切な時間だった。

ミニマリストとは対局の生き方で、そういった生き方もいいなと思う。
役に立たない羽ペンとかそういうのが私にとって大事だし、役に立たない素敵なものに囲まれたい。今は自分の作業部屋をお気に入りの部屋にすべくイメージを膨らませているところで、模様替えの準備中。

こんな部屋に住みたい。こんな部屋に住んでいる人になりたい。そんな思いが物を集めさせて自分の好きなものを再確認させてくれる。部屋に物を置いて初めて、これがやっぱり好きだ。と再確認する。そんな感覚をしばらく忘れていた気がして、もう一度部屋のレイアウトについて考える今日このごろ。


私の作る作品もお客さんのお気に入りになると良いな。と思いながら作っています。
今はイルカがせめてきたぞっの6月発送分の準備が整ったので、次はワンフェスに向けての準備に取り掛かっています。がんばりますっ!